こんにちは、今日3月20日は春分の日、昼と夜の長さが同じ日です。太陽が真西に沈むから極楽浄土に通じやすいらしい、だからお墓参りする日(=お彼岸)になったみたい。では、ご先祖様に感謝。
今日は 『景気』、『物価』、『為替』 と金利の関係について調べてみましょう。
景気と金利の関係
・景気が良くなる → 一般消費者の収入増加 → 消費が活発 → 生産が活発 → 設備投資増加 → 金利上昇!!
・景気が悪くなる → 一般消費者の収入減少 → 消費減退 → 生産を抑える → 設備投資減少 → 金利低下!!
金利が低下すると、お金を借りやすくなる、すると、設備投資ができる!!
なので『景気回復 → 金利上昇 → 景気後退 → 金利低下 → 景気回復・・・』のサイクルで一般的に金利上昇と金利低下は繰り返される。
物価と金利の関係(景気が良くなると物価が上がるを前提とする)
・景気が良くなる → 一般消費者の収入増加 → 消費が活発 → 需要と供給のバランスが崩れる → 物価が持続的に高くなる → 現金より物を持っているほうがお得 → お金を借りて物を買う → 金利上昇!!
・景気が悪くなる → 一般消費者の収入減少 → 消費活動を控える → 需要と供給のバランスが崩れる → 物価が持続的に低くなる → 物より現金を持っているほうがお得 → お金を借りる人がいない → 金利低下!!
為替と金利の関係
・米国の市場金利が上昇(相対的に日本の市場金利が低下) → 円安(円の価値が下がる) → 円を売って米ドルを買う(米ドルで投資や預金) → 市場の円の量が減少 → お金を貸すほうが借りる人を選ぶ → 金利は上昇傾向!!
・日本の市場金利が上昇(相対的に米国の市場金利が低下) → 円高(米ドルの価値が下がる) → 米ドルを売って円を買う(円で投資や預金) → 市場の円の量が増える → お金を借りるほうが貸す人を選ぶ → 金利は低下傾向!!
金融緩和の解除で今後はどうなる・・・
これから金利が上がるみたい。だけど、消費が活発で設備投資が増えてるから?、お金を借りて物を買う人が増えてるから?、お金を貸すほうが借りる人を選んでるから?どれに当てはまるのでしょう。そして、これからの動きはどうなっていくんでしょう?