債券について➀

こんにちは、今日、会社のお金の管理で分からないことがあったので税理士さんに聞いてみました。帳簿を付けるのはなんだか難しそうですが自分でできるかぎりやってみようと思います。できなかったときは出来なかったときで考えればいいや!みたいなノリです。はたして大丈夫なのでしょうか?

債券
発行体:資金調達の手段
・中長期の資金調達
・借入に比べ使途が自由
・新株発行の増資と違い返済の必要がある
投資家:安定的に運用できる手段
・利子による収益を見込める
・発行体が破産するとデフォルト(債務不履行)が発生
 保証等➀政府保証➁一般担保③物上担保
・換金(売却)しやすい

利付債と割引債
利付・・・利子が支払われる
割引・・・発行時に安く発行

公共債と民間債
公共債・・・国債、地方債
民間債・・・社債、金融債
※日本は90%が公共債である。

新発債と既発債
新発・・・新しく発行
既発・・・発行後市場で取引されるもの

債券発行条件
➀額面金額・・・返還時に変換される金額(5万、10万、100万など)
➁表面利率(クーポンレート)・・・額面金額に対する1年間の利子の割合
③発行価格・・・発行されるときの価格。額面100円に対する価格で表す。
 (アンダーパー、パー、オーバーパーがある)
④償還期限(満期日)・・・額面金額を受け取れる
 最終償還⇒償還期限に払い戻す
 期中償還⇒満期前に払い戻す(発行時に決める、発行体の都合で、など)
⑤利払い日・・・年2回が一般的
⑥募集期間・・・勧誘募集期間
⑦新発債受渡日・・・発行日
⑧既発債受渡日・・・約定日から3営業日

債券市場
取引市場、店頭市場、業者間市場がある
➀取引市場・・・取引所(東京証券取引所など)。大きな市場ではない
➁店頭市場・・・金融機関等で直接取引。債券流通市場の中心
③業者間市場・・・業者(銀行や証券会社など)間での市場

売買
新発・・・発行体に額面金額に対する発行価格を支払い購入
既発・・・取引価格 プラス 手数料 プラス 手数料消費税

仕組債
デリバディブ(金融派生)商品を組み込んだ債券
➀他社株転換債(EB債)・・・株価により元本償還または株式償還になる
➁日経平均リンク債・・・償還額が日経平均にリンク(損失になる場合もある)

リスク
金利(価格)変動リスク
・世の中の金利水準により債権の価格が変動する、金利が上昇すると債券価格は下がり、金利が下落すると債券価格が上がる。
・条件が同じなら、償還期間が長ければリスクは上がる
・金利の低い債券はリスクが高い
信用(デフォルト)リスク
・経営破綻等で何も(償還)できなくなること
・格付け会社が存在する
・BBB以上は投資、BB以下は投機と呼ばれる
流動性リスク
・知名度、人気がない銘柄や市場が小さい
カントリーリスク
・国固有のリスク(マクロ的視野)
期中償還リスク
・償還が早まることもあるかもしれません。

債券の投資分析
利回り※※※細かい計算式は割愛※※※
利付債➀応募者➁最終③所有期間④直接
『買った額』『売った額』『保有期間』『額面』『表面利率(利息収益)』
・割引債➀1年以内(単利)➁1年超(福利)
『買った額』『売った額』『額面』
・利付債➀購入価格を求める
・割引債➀購入価格を求める
・理論
➀スポットレート・・・現時点の利回り。
➁フォワードレート・・・将来適応される金利を計算できる。
③イールドカーブ(利回り曲線)・・・残存期間の長短による債権の利回り格差
一般的に残存期間が長いと利回りは上がる(逆は逆イールドと呼ばれる)
④金利期間構造
 ●純粋期待仮設・・・長期でも短期でも結果は同じ
 ●流動性プレミアム仮設・・・長期だとリスクがある分金利は高い
 ●市場分断仮設・・・短期と長期は別物の市場である
・デューション
回収機関に着目した金利リスク指標
 ⇒投資した元本の平均回収機関
 ⇒変動金利に対する債券価格の反応
  ●割引債のデューションは残存期間に等しい
  ●利付債のデューションは残存期間より短い
  ●条件が同じなら利子が低いとデューションは長くなる
  ●条件が同じなら残存期間が長いほどデューションは長くなる
  ●条件が同じならデューションが長い債券ほど金利変動リスクが高い 

まとめ
すこしボリュームが大きくなってしましました。
今回はここまで
デューションが難しい状況。繰り返し調査していきましょう


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